皆さん、当事務所のブログをご覧頂き、
ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、
独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
3月25日のブログで「間接金融」についてお伝えしました。
下記のリンクが該当する記事になります。
投稿を編集 “銀行などが行う「間接金融」とは” ‹ 名古屋と札幌に根ざす 新旧中間層のためのコモンズFP事務所 — WordPress (masaya.xyz)
今回は「直接金融」の話になります。
特に、今から金融投資を始める方、
金融投資を始めて日の浅い方に見て頂きたいものになります。
「直接金融」は銀行などの間接団体を挟まないのでシンプル
個人→ 企業 銀行を介さず、
個人が「直接」企業に資金を提供できます。
つまり、お金を必要とする企業に、
直接お金を融通できるから「直接金融」となります。
代表例でいえば、
株式投資やクラウドファンディングなどがあります。
しかし、日本だけで380万近い会社がある中、
個人がどの企業に出資すればいいかは、正直わからないと思います。
「間接金融」の場合、個人から預かったお金を
銀行が企業に融資するときは、厳しい審査を行います。
それは、個人が企業に出資する場合、
倒産されてしまっては意味がないからです。
また、配当がもらえるかどうかもはっきりしないようでは、
せっかくの出資金をドブに捨てることになります。
では、どうすれば良いのか?
個人に変わって、企業の信用を審査してくれる機関があります。
それが「証券取引所」になります。
起業をされたことのある方は、よくご存じだと思いますが、
創業したばかりの企業に信用はありません。
しかし、何年も利益を出していてキャッシュも多い企業は、
借りたお金をきちんと返済できるという点からも信用があります。
証券取引所は、厳しい審査を行い、審査基準を満たした企業に対して、
取引所に「上場」することを認めます。
一定の信用の高い企業(証券取引所の審査を通過した企業)に対して
個人が出資をすることで、安全性を保証します。
もちろん、上場したからといって絶対安全ということはありません。
例えば、有名どころの企業が多い東京証券取引所では、
プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3つに分類されます。
これでも、絶対安全というわけではありません。
お時間のある方は、さらに有価証券報告書や会社四季報などで、
企業の事業内容や財務状況を調べてください。
個人の資金が直接企業に融通され、企業はその資金で事業を行い、
価値(商品やサービス)を提供することで、国も経済発展していきます。
直接金融は、これからの日本経済を支える重要な役割を担っていく
金融先進国のアメリカでは既に、銀行などの間接金融に変わる、
個人による直接金融が経済を支え活性化させています。
私も経済活動に携わる一員として、金融という言葉の意味はもちろん、
その内容効果もきちんと把握することで、さらなる経済発展ができると信じています。
下記の記事も直接金融と間接金融の勉強になります。
直接金融とは?具体例や間接金融と比べたメリット・デメリットを解説 | 株式会社日本企業評価会計事務所
以上になります。今回は、直接金融というのは銀行を介さず、
個人が「直接」企業に資金を提供できると覚えて頂ければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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投稿者プロフィール

- (代表)
-
名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して7年目。
これまで1,500名以上のFP相談を受注。
私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、
もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。
このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや家計・資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。
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