ここ最近、世界経済が騒がしいですね。
日経平均株価が1日で1,600円程度下落し、ドル=円も143円程度まで円高になるなどetc.
9月は、アメリカの大統領候補のトランプ氏の動向や自民党総裁選、FRBの金融政策発表、イングランド銀行の銀行の金融政策発表、日銀の金融政策発表など、金融経済のネタが目白押しの一ヶ月になります。
今後、市場はどうなっていくのか、私なりの考察を簡潔に書いていきます。
いつも事務所ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
結論:今月以降の日本経済は、金利が上がり、円高になり、日経平均株価と米国株が下がる可能性が高い
今朝の日本経済新聞の速報です。
円高が映す日銀の信認回復 「相対的に安全な円」再び 日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
この流れでいくと、ドルを始めとした外貨と比較して、日本円は140円や120円など円高に振れていく可能性が高まります。
円高は、国内で生活する日本人にとって、物価が下がり生活しやすくなります。
その一方で、大企業を中心とした輸出企業は、売上や利益が下がる可能性があります。
先日の日本銀行の植田総裁も、会見でこのようなメッセージを発しています。
日銀植田和男総裁、追加利上げ「景気に強いブレーキかからない」 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
金利が上がると、銀行などの預金利息も増えます。
その一方で、住宅ローンやマイカーローン、事業融資の借金額などが増えることになります。
銀行預金が少なく、借金が多い方は家計が苦しくなる可能性があります。
アメリカのパウエルFRB総裁も、このような見解を出しています。
SF連銀総裁、米利下げ開始を支持-パウエル議長の見解に同意 (msn.com)
アメリカも2年前からの国内のインフレが落ち着いてきたので、金利の利下げを始めるようです。
これにより、日本の金利とアメリカの金利の差が現状より小さくなります(日米金利差)。
FXや信用取引、先物取引をされている方はご注意ください。
バフェット氏を始めとした著名な投資家も、今後の株価下落の調整局面を見越して、準備をしているという話もあるくらいです。
今日のブログで伝えたかったこと
現状より円高になる可能性が高いです。現状より日経平均株価とS&P500などが下がる可能性が高いです。
新NISAなどで投資をされている方、どうか急な変動で動揺されないように。
歴史を見ても、好景気と不景気の歴史の繰り返しです。
現状を踏まえて、不景気になっても大丈夫なような心の準備と備えが必要です。
資産形成のキホンや日々の家計を今より楽にする知識について、興味のあるという方は、当事務所へお問い合わせください。
これからの皆さんの投資やお金に関する知恵として、当事務所がお役に立てることができたら嬉しいです。
当事務所では、お金に関する知識や具体的な方法などについて、セミナーや個別相談でお伝えしています。
その知識と方法を学びたい方は、一度、当事務所へご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して6年目。
これまで1,500名以上のFP相談を受注。私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや家計・資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。
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