株主優待が気になるので投資を始めてみたいけど、損はしたくない。
このように感じる方も多いのではないでしょうか?
私の周囲でも、よくいらっしゃいます。
いつも事務所ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
今回は『独立系FPが思うやってほしくない優待投資とは?』についてお話します。
株式優待投資を行う上で、注意した方が良いポイントを2つお伝えします。
ポイント1:優待の内容を最優先で投資をしないこと
株主優待とは、つまり、株式への投資になります。
株式投資をするからには、投資のリスクを当然考えなければいけなくなります。
ですが、株主優待目的の方の中には、「中長期で保有すれば大丈夫」と安易に考えてしまって、企業分析を怠る人や、株主優待を目的の投資だからという理由で、株価の動きを無視している人が多いです。
その気持ちは、痛いほど分かります。
しかし、たとえ株主優待がもらえても、投資資金がマイナスになってしまったら、資産全体が当初より減っていることになります。
株主優待が欲しいと感じていた場合でも、株式投資の理解を深めることも忘れないようにしましょう。
株式を買えば、株主優待って必ずもらえるの?|投資の時間|日本証券業協会 (jsda.or.jp)
【初心者の株主優待3】買いっぱなしはキケン!?買った後の注意点 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア (rakuten-sec.net)
ポイント2:将来的に株主優待が廃止なる可能性も考えておくこと
株主優待を実施している企業は多くありますが、必ずしもずっと続くとは限りません。
特に2021年以降は、多くの企業で株主優待を廃止する事例が目立っています。
業績悪化を理由に廃止した企業もあれば、株主数の増加という目的を達成し、配当金に振り替えた企業もあります。
株式投資では、良くも悪くも、企業の業績や市場環境によって、リターンに大きな変化が起きます。
早い話、景気の好し悪しや、企業の業績によって株主優待の条件も変わります。
優待投資をする際は、株主優待の廃止になる可能性も理解した上で、投資先の現状を確認しながら、投資を行うようにしてください。
株主優待廃止を発表した企業一覧 (kabuyutai.com)
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投稿者プロフィール
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名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して6年目。
これまで1,500名以上のFP相談を受注。私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや家計・資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。
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