いつも事務所ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
私の自己紹介になります。
https://note.com/masaya_osakabe/n/n4bbef3c72c14
今回は、「世界は人類にとって良い方向へ向かっていると思えますか?」について解説します。
これはシンプルな問いかけですが、投資においては超重要なことになります。
ちなみに、ここでの良い方向とは人類の生活水準が上がるなどの、経済的な理由になります。
西暦2000年以降の世界の変化
Q1.世界の人口のうち、極度の極貧にある人の割合は、過去20年間でどう変わったでしょう?
A:約2倍になった
B:あまり変わっていない
C:半分になった
Q2.いくらでも電気が使える人は、世界にどのくらいいるでしょう?
A:20%
B:50%
C:80%
この問題は『FACTFULNESS』という2018年に出版された本での質問です。
マイクロソフトの創業者のビルゲイツ氏が絶賛していた書籍になります。
答えは、Q1がC。Q2がC。
間違えてたとしても気にしないでください。
世間でいう最高学府を出たとされる大卒以上の学歴を持つ人間でも、この問いの正解率は、適当に選ぶチンパンジーの33%以下です。私もQ2を間違えました。
悲しいことに、現実とはこんなものです。私は現在35歳ですが、知識をアップデートしていなければ、大学受験時の17年ほど前で世界の常識が止まっている可能性があります。
これは恐ろしいことですよね。17年間でも、世界は大きく成長しています。
この本は古い常識にとらわれず、情報は常に最新のものにバージョンアップしないと、時代の動きについていけないことを改めて教えてくれます。
こちらのブログも参考になります。
学校で勉強する基礎的な知識はアップデートしないと時代遅れになります。 – 姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ (hatenablog.com)
投資に関する2つの考え方
「世界は人類にとって良い方向に向かっている」
「投資は世界にとって素敵な行動である」
これは、鶏が先か卵が先かと同じ論法で、2つでセットという考え方です。
そもそも、投資は世界が人類にとって良い方向に向かっているという前提がなければ、投資できません。
単純に、世界が人類にとって悪い方向に向かっていたら、リターンがマイナスになり、誰も投資をしようとはしません。
世界が良い方向に向かっている(投資のリターンがプラス、実際に200年のリターン平均は7%のプラス)ので、みんな世界に前向きなイメージが描けるので投資をするのです。
昔は日本でも、井戸水を汲み、洗濯もすべて手洗い、火を起こすコンロや水洗トイレも揃っていない劣悪な環境で生活し、乳幼児もたくさん死にました。しかし、戦後以降はそんなことも少なくなってきています。
このようなことは、これからも続くはずで、今のような社会情勢であっても、世界は人類にとってさらに良い方向へ向かっていく。こう思えるからこそ、投資ができます。
そして、5Gなどの科学技術の発展で、今後さらにその速度は早まるので、「世の中は良い方向に向かっているし」、「投資は世界にとって素敵な行動である」となります。
投資をやるか迷われている方は、これらの観点から判断するのもアリだと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール

- (代表)
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名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して5年目。
私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや長期資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。
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