家計や金融投資をアドバイスをさせて頂いていると、ときどき、お客様からこう言われます。
「FIREしたい」
近年、SNSや書籍でも、取り上げられているテーマですね。
いつも事務所ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
私の自己紹介になります。
https://note.com/masaya_osakabe/n/n4bbef3c72c14
今回は『FIRE(早期リタイア)のやり方は1種類だけではない①』についてお話します。
ちなみに、FIREとは以下の英文の頭文字をとった略語になります。
Financial (経済的)
Independence (自立)
Retire (退職)
Early (早期)
多くの方が早期退職して投資収入で生きていく、仕事をしないで生活するというイメージを持たれているようです。
本来のFIREの意味合いとは、あくまで経済的自立の部分です。
早期退職という労働に関する部分は、仕事をする生活を選ぶかどうか、個々人の価値観によるとするものです。
FIREは4種類に分けることができます
(1)Fat FIRE
完全に投資収入(または不労所得)だけで生活できる状態のFIRE
(2)Lean FIRE
投資収入(または不労所得)のみで生きていけるが、総資産額が少なく節約生活が基本となるFIRE
(3)Coast FIRE
投資収入(または不労所得)で生きていけるが、趣味を仕事にするなどストレスフリーな働き方をするFIRE
(4)Barista FIRE
投資収入(または不労所得)と労働収入で生活するセミリタイアの状態。
週3日だけアルバイトするというSide FIRE状態。
4種類のFIREのうち、(2)と(4)は、ある程度の投資収入や不労所得が作れれば、あとは自分次第で何とかなります。
皆さんは、目指すとしたらどのFIREの形が理想ですか?
自分に合うFIREを選ぶかによって、一般的なFIREのイメージほど、ハードルは高くなくなると思います。
こちらの記事も参考になります。
FIREの一般的なイメージというと、投資収入のみで悠々自適の生活をし、ストレスない生活で何をしていても不自由なく暮らせるお金が入ってくるという風に思っている人が多いと思われます。
しかし、投資も労働も、常に未来を見て行うものになります。
投資は常に未来を見て行うもの
例えば、未来のある時点を想定するときに、今この瞬間に想定する根拠と明日の時点で想定する根拠では、異なることが起こりえます。
なぜなら、世の中は刻一刻と変化しているので、想定が異なることも当たり前に起こります。
最近の欧米の金融情勢などが、その典型例になります。
経済、社会情勢、そして人の価値観も、刻一刻と変化していきます。
その変化の中で様々な要素を捉え、臨機応変に将来の可能性を考えながら、お金を適切な場所に動かしていくということが資産運用といえます。
こちらの記事も参考になります。
成功する投資家は何を見ているのか? | だから、この本。 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
投資収入で生活をするには、経済や金融に関する、高度な知識と経験からの洞察力や分析力、判断力、決断力などが必要です。
実際に、Fat FIREやCoast FIREを達成している人は、かなり努力をされている方が多いです。
その成功している方々に共通しているのは、FIREしたいけどどうしたら良い?と聞くタイプではなく、思いついたら即行動して、集中して努力をし、適宜軌道修正していく。
失敗を恐れずに挑戦するので、年数関係なく、経験を積むスピードが早いのです。
成功したいならば、先に痛みを取ることは、成功には不可欠です。
最初にたくさん失敗を経験して、失敗の中から吸収していくことが大切です。
ただし、痛みを早く上手にとっていくために、体系的に知識を学ぶということはとても大事。
投資家や資本家は、お金より時間の方がより貴重であると考えます。
過ぎた時間は取り戻せません。
人生において、知識経験をつけるということは、お金よりもずっと価値のあることです。
その知識を学んでみたいという方は、当事務所へご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
当事務所は、マスクフリーです(一切の強制はございません)。
個別相談・セミナー・取材等の依頼は、こちらからお願い致します
投稿者プロフィール
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名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して6年目。
これまで1,500名以上のFP相談を受注。私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや家計・資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。
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