ちなみに、元通産省職員で村上ファンドでも有名な村上世彰氏のことではありません。
今回は、明治から昭和にかけてのある東大教授(国家公務員)のお話です。
いつも事務所ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
今回は『かつての日本の公務員でウォーレン・バフェットがいた?』についてお話します。
定年退職時に、今の金額にして100億円以上もの寄附を匿名でした、スゴい日本人がいたのをご存知でしょうか?
その人の名は「本多静六」と言います。
彼は、林業分野を中心に、たくさんの著書を残した研究者でもあります。
「私の財産告白」という本をご存知ですか?
国家公務員の本多静六氏が、投資でどのように資産を増やしたか、分かりやすく書いてくれています。
私も読みましたが、わかりやすく、現代でも役立つことばかりです。
読まれていない方は、是非一度、読まれることをオススメします。
本の分量も少なく、飾らない文章に著者の人柄を感じます。
バフェット流投資を体現した日本人 本多静六の教え | 東証マネ部! (money-bu-jpx.com)
この本の中に、「本多式月給4分の1天引き貯金」の記載があります。
例えば、月給30万円の人は、25%分の7.5万円を貯金に回すというものになります。
そして、残った22.5万円で生活するわけです。
しかし、著者がまだ教師になりたての時に始めたので、その時はまだ給与も少なく、月末になると奥様は資金繰りにとても苦労されたようです。
想像しただけでも、質素倹約を絵にかいたような生活になりそうですよね。
そんなスタートでしたが、ボーナスも含めた給与から天引きした貯金を「不動産と株式」で、年利5%以上の運用利回りで資産を増やしていきました。
その内容については改めてご紹介しますが、今回は積立投資の金額についてお話します。
給料の25%貯蓄は厳しくても20%貯蓄であれば可能
これは私自身の経験でもあり、1,000人以上の相談を受けてきた肌感覚になります。
具体的には、独身世帯とDINKSのような既婚者世帯は20%貯蓄。
子育て世帯でも10%貯蓄は可能です。
給料の25%貯蓄できれば、何も言うことはありませんが、一般的には10%貯蓄が無理なく継続できる金額と言われています。
給料30万円であれば、月3万円を積立投資に回します。
毎月3万円で、30年間積立投資(運用利回りは年利6%を想定)できれば、その積立金額が3,013万円(元本1,080万円)になります。
資産運用シミュレーション : 金融庁 (fsa.go.jp)
これで、少し前に話題になった、老後資金2,000万円問題も簡単に解決ですね(笑)
さらに、昇給していけば毎月の積立金額も増やせるので、雪だるま式にお金が増えていきます。
以上が、日本のウォーレン・バフェットの概略になります。
当事務所でも、お金に関する知識や具体的な方法などを、セミナーや個別相談でお伝えしています。
その知識と方法を学びたい方は、当事務所へご相談ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール
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名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して6年目。
これまで1,500名以上のFP相談を受注。私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや家計・資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。
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