事務所ブログ:かつての日本の公務員でウォーレン・バフェットがいた?

ちなみに、元通産省職員で村上ファンドでも有名な
村上世彰氏のことではありません。

今回は、明治から昭和にかけてのある東大教授(国家公務員)のお話です。

いつも事務所ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、
独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。

私の自己紹介になります。

https://note.com/masaya_osakabe/n/n4bbef3c72c14

今回は『かつての日本の公務員でウォーレン・バフェットがいた?』についてお話します。

定年退職時に、今の金額にして100億円以上もの寄附を匿名でした、
スゴい日本人がいたのをご存知でしょうか?

その人の名は「本多静六」と言います。

彼は、林業分野を中心に、
たくさんの著書を残した研究者でもあります。

目次

「私の財産告白」という本をご存知ですか?

国家公務員の本多静六氏が、投資でどのように資産を増やしたか、
分かりやすく書いてくれています。

私も読みましたが、わかりやすく、現代でも役立つことばかりです。

読まれていない方は、是非一度、読まれることをオススメします。

本の分量も少なく、飾らない文章に著者の人柄を感じます。

バフェット流投資を体現した日本人 本多静六の教え | 東証マネ部! (money-bu-jpx.com)

この本の中に、「本多式月給4分の1天引き貯金」の記載があります。

例えば、月給30万円の人は、
25%分の7.5万円を貯金に回すというものになります。
そして、残った22.5万円で生活するわけです。

しかし、著者がまだ教師になりたての時に始めたので、
その時はまだ給与も少なく、
月末になると奥様は資金繰りにとても苦労されたようです。

想像しただけでも、質素倹約を絵にかいたような生活になりそうですよね。

そんなスタートでしたが、
ボーナスも含めた給与から天引きした貯金を「不動産と株式」で、
年利5%以上の運用利回りで資産を増やしていきました。

その内容については改めてご紹介しますが、
今回は積立投資の金額についてお話します。

給料の25%貯蓄は厳しくても20%貯蓄であれば可能

これは私自身の経験でもあり、1,000人以上の相談を受けてきた肌感覚になります。

具体的には、独身世帯とDINKSのような既婚者世帯は20%貯蓄。
子育て世帯でも10%貯蓄は可能です。

給料の25%貯蓄できれば、何も言うことはありませんが、
一般的には10%貯蓄が無理なく継続できる金額と言われています。

給料30万円であれば、月3万円を積立投資に回します。

毎月3万円で、30年間積立投資(運用利回りは年利6%を想定)できれば
その積立金額が3,013万円(元本1,080万円)になります。

資産運用シミュレーション : 金融庁 (fsa.go.jp)

これで、少し前に話題になった、
老後資金2,000万円問題も簡単に解決ですね(笑)

さらに、昇給していけば毎月の積立金額も増やせるので、
雪だるま式にお金が増えていきます。

以上が、日本のウォーレン・バフェットの概略になります。

当事務所でも、お金に関する知識や具体的な方法などを、
セミナーや個別相談でお伝えしています。

その知識と方法を学びたい方は、当事務所へご相談ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

個別相談・セミナー・取材等の依頼は、こちらからお願い致します

投稿者プロフィール

個人を応援する独立系FPおさかべ
個人を応援する独立系FPおさかべ(代表)
名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して6年目。
これまで1,500名以上のFP相談を受注。私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや家計・資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。

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この記事を書いた人

名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して6年目。
これまで1,500名以上のFP相談を受注。私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや家計・資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。

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