皆さんは、「ファイナンシャルセラピー」という言葉をご存知でしょうか。
言葉の響きとして、心理学的な響きもありますよね。
これは、アメリカ発の金融療法と呼ばれるものになります。
いつも事務所ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
名古屋と札幌で活動している、独立系ファイナンシャルプランナーのおさかべです。
今回は「『ファイナンシャル・セラピー』って言葉、ご存知ですか?」についてお話します。
端的に言えば、お金の知識に心理学を取り入れ、お金の苦手意識や思い込みを解決するサービスのことです。
ファイナンシャルセラピーとは? 金融トラウマの克服に役立つ、セラピーの新しい分野 | Business Insider Japan
ファイナンシャルセラピーとは
例えば、こんなことはありませんか。
「今月はボーナス月だから、自分へのご褒美でお金を使っちゃおう」とか、「ストレスが溜まっているから、今日は浴びるほど飲みたい」など。
かくいう私も、20代の時はそういった衝動によく襲われました(笑)
金遣いとメンタルは、密接に関連しています。
このような感情に対して、ファイナンシャルセラピーを通し、相談者が自分の問題行動に向き合い、行動修正へとつなげるのです。
資産形成にしても、貯蓄にしても、毎月の給料の中で「やりくり」をしていくためには、何かしらの心理的なストレスが伴います。
その為の知識を学ぶことは大切ですが、自分の心理面でのケアや成長も重要になってきます。
最初は、お金に対する認識を改めることが大切です。
①なぜ資産形成が必要なのか
②なぜこの銘柄が良いのか
③自分にどんなリスクがあるのか
こうした意思決定における極めて重要なプロセスが、感情が不安定になっていたり、お金の知識が無かったりすると欠けてしまうケースが、ほとんどです。
感情と金遣いは複雑に絡み合っていることを認識しつつ、自分の目的に合った資産形成を行うことが大切です。
友達やSNSでの情報に飛びつき、何となく目的を決めずに投資などを始めてしまう方は、重大な落とし穴を見落としている可能性が大です。
お金を貯めるにはスキルと時間だけでは限界がある
人間である以上、幼少期から現在の環境は、無意識レベルで自分の行動に影響を与えます。
それは、性格や人間関係、特技だけでなく金銭感覚にも言えます。
だからこそ、正確な金融知識だけでなく、過去の自分と向き合うことも、今後の人生のベクトルを変えるキッカケとなり得るのです。
かくいう私自身も、27歳の時にマインドチェンジをしました。
そのおかげで、使える金額の桁が変わりました。
今後の日本では、より一層必要になるサービスだと思っています。
米国で注目の金融療法「ファイナンシャル・セラピー」とは? | ZUU online
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投稿者プロフィール
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名古屋市在住。個人を応援する30代の独立系FP。起業して6年目。
これまで1,500名以上のFP相談を受注。私自身「あの年齢の時に」「起業する前に」こんな情報を知っていたら、もっと早く確実に成果が出せたと思うことが沢山ありました。このブログでは、個人レベルで知っておくと役立つ、経済関係の時事ネタや家計・資産形成などについて、シンプルにかみ砕いてお伝えします。
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